人をそだてる | “Seligkeit”

人をそだてる

「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」

軍人 山本五十六元帥の言葉らしい。
私は『働きマン』で知った。(3巻参照)
人を指導するものの心構えを説いている言葉である。

人を動かすには、まず教える側が体現すること。
そしてなぜそうするのか話し合い理解させること。
それからようやく相手に任せてみる。
その結果がどうあれ、よい部分があればそこをきちんと評価する。ほめる。
(で、ダメな部分は正す!容赦なく)
そうしてやって、ようやく人は育って、
行動を起こしてくれるようになる。


…人を指導することって、すごく大変なことだと思う。
会社の新卒や後輩、もしくは社外の人間。
ある程度キャリアを積めば、そういう機会が増えてくる。

ほめる、というのはすごく大事だけど、忘れがちなこと。
でもそれと同じ位大事なのは叱る、ということじゃないかと思う。
(働きマンでも書いてあったが)

真剣に考えてるからこそ、相手を叱ることができるんじゃないかな。
どうでもよければ、無駄な労力かけない。
出来れば嫌われたくないし。
甘いことばっか言っていい顔してたい 笑

ただ、そのどちらも、自分の行動ありき、で効果があることなんだよね。
まずは自らがお手本になる。
それがなきゃだめと…


山本五十六の言葉には色々気づきがある。
最近新人教育でお悩み中のあの人にも、この言葉を伝えよう。
分かってくれるかな?