銀座 ハプスブルク | “Seligkeit”

銀座 ハプスブルク

先日、29歳の誕生日迎えました。
お祝いのディナーは、気になっていたオーストリア料理をオーダー。
銀座「ハプスブルク」へ。

先に仕事が終わった私は、21時にお店へ到着。
遅れてくる相方を待ちながらグラスのワインリストを見せていただく。
(オーストリアワインがずらり。まだ詳しく勉強しできてないから、いまいちピンとこない 汗)

手持ち無沙汰になった私は、内装を愉しむことに・・・

店内は、広い空間が本当に贅沢に使われていて、
ひとつひとつのテーブルの間があいているので、気を遣わずに済み、大変ここちよい。
私たちのテーブルの真上には、豪華なシャンデリア。
こういう雰囲気、嫌いじゃない。むしろ、大好物。

シルバーのアンダープレートは、お店のオリジナルでしょうか?
ロゴ入りで、とても美しい。

$“Seligkeit”


と、5分ほど遅れて相方がご到着。
なんだかお疲れモード(いろいろあるなか、ありがとうね)。

相方が席に着き、話が落ち着いたのを見計らい、スタッフの方が食事のメニューを見せてくれる。
ハプスブルクのディナーメニューは2種類で用意されている。

事前の口コミチェックで皆がお勧めしていた、前身のK.u.K時代からの定番という
「バイシンケン」は絶対に追加オーダーするつもりだったので、Mene.Ⅰをチョイス。
メインの料理は、シャラン鴨かメバル?から選べたのだけど、
出来れば“オーストリアっぽい”ものにしたくて、
私はアラカルトのスペシャリテ「ウィーナーシュニッツェル」に変更。

・キッチンからのご挨拶
・梅山豚の骨付き熟成ハム バインシンケン ※追加
・白魚とポテト(インカのめざめ)のパラチンケン トマトのビネグレット サラダ仕立て
・新玉葱のスープ メランジェ仕立て 新玉葱のノッケルンと共に
・仔牛ロース肉のウィーナーシュニッツェル(ウィーナーサラート添え)※変更
・チョコレートのアオフラオフ ”モア・イム・ヘムド”
・コーヒーと小菓子


まずは、スパークリングと白ワインで乾杯。

最初の皿が運ばれるまで、お酒を愉しむ。
相方と過ごすこのひとときこそが、私を解いてくれる。幸せな時間。

さて、肝心の料理。











アミューズは3種。特に、小さなカップに入ったサワークリームを浮かべたスープが
口のなかをさっぱりとさせてくれ、好ましい味付け。

今回、楽しみにしていたバイシンケン。
スタッフが目の前で切り分けてくれるので、目でも愉しめる。
ナハトマンのガラスプレートに、ちょこんと鎮座する、梅山豚のハム。
優しい歯・舌触りとほのかな甘み。白ワインが良く合う。

続いて暖かい前菜として、パラチンケンという、ウィーン名物?の
クレープのような生地で魚とポテトを包んで焼き上げた、初めて目にし、耳にする一品が登場。
名前で驚き、口にしてそのふんわり感にまた驚く。
フレンチでは得られない、そんな「!」が嬉しい。

新タマネギのスープに続き、メイン料理へ。

ウィーナーシュニッツェルって、いわゆる“カツレツ”です。
おおーボリューミー!って見た目。
レモンをぎゅっとしぼって、一緒に添えられた、軽い酸味と甘みをプラスしてくれるサラダと
一緒に口へ運べば、不思議。すっと胃に納まってくれる。

柔らかな衣は、フランスパンじゃかりかりになってダメだそうで、
専用のパンから作っているとのこと。
初めて知ることが多くて、料理が出るたびにいろいろと聞いてしまって、迷惑をかけてしまった笑

コースの終わりには、デザート。

の前に、バースディケーキ!
コースのデザートとは別で用意していただいたことにビックリ。
バターケーキで、作って下さったそうだ。ケーキは持ち帰ってお家でいただきました。

デザート・食後のお茶もおいしくて、最後まで本当に満足。
お腹いっぱい、もう何も入らないね~って相方とこっそり話していたら、
本当はお茶菓子として出るはずのクッキーを、袋に入れて持たせてくれるという心遣い・・・!
メートルと思しき男性スタッフさんのホスピタリティに、また嬉しくなる。


今年も、素敵なプレゼントをありがとう。


▼銀座ハプスブルク
 東京都中央区銀座7-8-7 GINZA GREEN 7F
 定休日:日曜・祝日